神経痛
すり傷・切り傷や打撲、骨折などのケガを負っていないにもかかわらず、からだの一部分が痛い場合、筋肉痛や神経痛などが疑われます。
筋肉痛はご存知のように、運動などによって筋肉が疲労したり炎症を起こしたりすることで痛くなるものですので、スポーツや重いものを持つなどした後に、使った筋肉に痛みが出ます。
一方、神経痛とはどのようなものかというと、神経が周囲の組織(血管や筋肉や骨など)や腫瘍などの病巣によって圧迫されたり、ヘルペスなどのウイルスが神経節(末梢神経で神経細胞が集まっている部分)に侵入したりして痛みが生じるものです。ほとんどの場合は痛みやしびれが体の左右どちらか片側に出るのも大きな特徴です。
「神経痛」は病名ではなく、症状を表すものです。
特定の末梢神経の支配領域に痛みが出るため、その神経の名前を取って「坐骨神経痛」,「肋間神経痛」,「三叉神経痛」などと呼ばれます。
坐骨神経痛は、左右どちらかのお尻から太もも、ふくらはぎにかけての坐骨神経の通りみちに鋭く電気が走ったような痛みが起こります。
肋間神経痛は、背中や胸の左右どちらかに突然刺すような鋭い痛みが起こります。
三叉神経痛は、右か左のどちらか目の周りや目の奥、額、頬などにチクチクやズキズキといった刺すような痛みが起こります。
神経痛を起こしている原因が腫瘍やウイルスである場合はそれぞれ専門の医療機関で適切な治療を受けなければ神経痛も改善されません。
しかしそうでない場合、例えば坐骨神経痛であればその原因が軽度のヘルニアや軽度の脊柱管狭窄症であると診断され、「手術が必要なほど重症になるまで、ブロック注射や痛み止めで症状を抑えて経過観察」ということであれば、カイロプラクティックがお役に立てる可能性が大きいです。
カイロプラクティックで背骨の矯正をすることは、姿勢や筋力のバランスがととのって神経を圧迫している組織から少しずつ解放したり、ヘルニアそのものがなくなるとはいかないまでも痛みが出ない状態になったりするお手伝いになります。
スターカイロにいらっしゃった方の実際の症例もHPに載せておりますので参考になさってください。
「坐骨神経痛」「肋間神経痛」
M