ストレッチング ストレッチの効果

ストレッチングは、縮こまっている筋肉や関節を意図的に伸ばす(ストレッチ)ことでからだの柔軟性を高める運動です。
特に日頃デスクワークや運転など同じ姿勢で座っている時間の長い方は、からだ全体あるいは特定の部位の筋肉の柔軟性が低下しているので、カイロプラクティックの施術をした上でホームエクササイズとしてストレッチをおすすめすることは多いです。

柔軟性が高まるとは、関節の可動域がひろがることと、筋や腱や結合組織などの軟部組織の不要な緊張がなくなって筋肉が伸ばしやすくなることです。そうなることで日常の中の動作でもからだが動かしやすくなったり、からだに加わる外力が緩衝されてケガをしにくくなったりします。

ストレッチングによりからだの柔軟性が上がるのは、関節滑液の分泌がよくなって関節の動きがなめらかになること、筋肉の伸張反射(筋肉が急激に伸ばされると、伸ばされたことによる筋断裂などの損傷を回避するために筋紡錘のはたらきによって意識とは関係なく縮もうとする反射)の感受性が緩和すること、筋や靭帯の粘弾性が柔らかく変化することが要因です。
ですので、ストレッチングをおこなう際には関節や筋肉を傷めないように、ゆっくり、反動をつけず、少しずつ、無理をしないことが大切です。
ストレッチングについて調べてみると目的別の方法による分類などもされて紹介されていますが、カイロプラクティックの施術の後でおすすめしているのは主にスタティック(静的)ストレッチです。ストレッチ部位以外の動きを伴わず、傷害のリスクも少ないため自室でおこなえるからです。
今回は背中のハリや腰痛の緩和や予防におススメのストレッチを2つご紹介します。
1.イスに深く腰掛けてお腹を凹ませる→そのまま上体を前に倒して背中全体を丸めるように20秒伸ばす
2.立位もしくはイスに座って姿勢をただし、お腹を凹ませる→手を下げて上体を横に倒して20秒→ゆっくりもどして次は反対側に同じように倒して20秒
いずれも反動をつけずにゆっくり、そしてお腹を凹ませたまま呼吸を止めずにおこなってください。

ストレッチングの効果は前述のように、日常動作や運動の際にからだが動かしやすくなること,ケガのリスクが低下することがまずあげられます。そして柔軟性が高まることで血流がよくなり、体温上昇,代謝アップ,コリの緩和などなどのからだに良い効果があらわれるケースがたくさん報告されています。

背骨のゆがみによって関節可動制限があると、ストレッチングを適切におこなうことができず、上記のような効果を得にくいと考えられます。背骨のゆがみが筋肉の過緊張を起こしているケースもありますし、胸椎(特にT4~T8)がかたいと腕を動かしにくい傾向があります。
寒い日は特に、知らずからだが縮こまり、水分摂取量も減りやすいので、柔軟性が低下しやすいです。ストレッチしながらセルフチェックをしてみて、気になるところがあったらご相談ください。
(M)


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