デスクワークの目の動きと首肩こりの関係

デスクワークをしていて首から肩にかけてこる,硬く張っているような感じになる,重く鈍い痛みが起こるといった症状はよくあります。
多くの場合は、うつむいていたり頭が前に出ていたりそのまま顎が上がったりした姿勢のまま長時間座っていることにより、頭の重さを支えていた首回りから肩,肩甲骨周囲の筋肉の柔軟性が低下して血のめぐりが悪くなることで起こるものです。

しかし姿勢にいくら気をつけていても、それ以外に「目の疲れ」が首肩こりの原因のひとつになっていることがあります。実際に「目の疲れが原因だと感じている」とスターカイロで話してくださる方も少なくありません。

目の周りの筋肉やピントを調節する筋肉は、近くのものを見るときに緊張(収縮)し、遠くのものを見るときに緩みます。
つまり、常にほぼ一定の近さを見続けているPC作業やスマホ操作時には目の筋肉は緊張し続けているということになります。
また、「同じ位置のモニター内」という狭い範囲を見続けることになるので、首,眼球の動きやその範囲も少なく・小さくなります。
同じ姿勢でPCやスマホなど手元の作業続けていると、肩や背中や腰がこり固まって痛くなるように、同時に眼球を動かす筋肉やピントを調節する筋肉も柔軟性が低下してしまうのです。

さらに目の周りの筋肉がこっているとき、眼球運動や頭の位置の影響を受ける頭蓋骨と上部頚椎との間にある後頭下筋群も硬くこっていることが多いです(記事参照)。これが、目の疲れとともに首肩こりが生じる主な理由と考えられます。

予防のためには顔を上げてPC画面や壁の向こうを見透かして遠くを見るようにしてみたり、ウインクを左右交互に繰り返したり、目の動きだけで上下左右を見たりなどなど、首や体の体操やストレッチのように無理なく動かしてみてください。通勤電車で窓の外の遠くの景色を見るのはおすすめです。
後頭下筋群を指の腹で「痛気持ち良い」くらいの強さでジワっと押すのも、首肩こりや目の疲れの緩和につながります。
緊張している筋肉がリラックスして伸縮しやすい状態になることで、血流が良くなって老廃物や疲労物質は排出され酸素や栄養の豊富な血液と入れ替わって回復していくのは、首肩も目の周りも同じです。
そしてそのためには首や背中の関節の可動域が正常にあること,関節の“ゆがみ”によって神経のはたらきが阻害されていないことが、カイロプラクティック的にはとても重要です。
(M)


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