なぜ身体はかたくなるの?

Q.なぜ身体はかたくなるのですか?

A.動かせていないからです。

身体の硬さを決めるのは、主に「関節の可動域」と「筋肉(軟部組織)の柔軟性」です。
どちらも日常的に身体を動かせていれば維持していくことが可能であり、逆に適切に動かしていないと退化し消失していってしまうものです。

肩こりや背中のハリや腰の重だるさなどのトリートメントをしにスターカイロにいらっしゃる方から施術中に「なんでこんなにかたくなるの?」と訊かれる場合は、ほとんどが押されるとゴリゴリしていたり痛かったりする筋肉のかたさについての質問です。
筋肉がかたくなっているのももちろん「動かせていないから」というのが大きな要因です(断裂や損傷などケガをしている場合は別です)。
筋肉を動かせているというのは「筋肉が柔軟に伸び縮みできている」ということであり、「筋肉が常に緊張している」というのとは違います。こりのページにもう少し詳しく書いていますが、こりのかたさは、収縮し続けた筋肉の筋繊維を構成するたんぱく質がくっついて動かなくなっている状態です。
また、普段使っていない筋肉は、それこそ筋肉そのものが退化して細くかたくなり血行が悪くなるとともに、筋肉を覆って連結する筋肉同士をつないでいる筋膜もかたくなってますます動かしづらくなります。

筋肉がかたくなると、筋肉によって動かされる関節の動きも制限されていきます。
そうして関節もあまり動かさなくなると関節も退化しますので、関節を覆っている関節包がかたくなったり関節の動きをなめらかにしてくれる滑液の分泌が減少したりします。そうすると関節の可動域は狭くなって身体がかたくなり、癒着などの変形性関節症・いわゆる「老化」と言われるような変性が起こりやすくなってしまいます。
骨や関節の生まれつきの形状で可動域が狭いという人も確かにいます。また、年を重ねるごとに経年変化をしていくことは避けられません。ただ、身体をあまり動かせていない状態を積み重ねてきた結果、動かせていた同年の人と比べて身体がかたいということはあるのです。
経年変化があっても、身体を動かせていることで筋肉が守ってくれたり十分な滑液の分泌があったりして痛みが出ずに生活できますし、身体が柔軟なおかげで衝撃に強くなって骨折などのケガをしにくくなります。

カイロプラクティックの矯正は、関節の可動域を改善させたり、筋肉のこりのかたさを緩めたり、使えていない筋肉を目覚めさせたりするきっかけになることを目的としておこなわれます。柔軟な身体づくりのきっかけとしてご利用ください。
(M)


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