Case症例紹介
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  • 2019.03.19
  • 坐骨神経痛・下肢のしびれ

「右おしりの痛み(臀部痛)と右ふくらはぎの重さ」(40代女性 薬剤師)

5年前に、腰痛で動けず1週間仕事を休んだ。整形外科を受診し、レントゲンで「骨に異常はない」と言われ、薬を服用して痛みが治まるのを待った。
今回は2カ月前からウォーキングを始めたところ、半月前にまたひどい腰痛になりそうだったが3日くらいでおさまっていった。しかし1週間前から作業で下に手を伸ばすと右のおしりが痛むようになってきたため、インターネットで検索して来院した。
右ふくらはぎも、痛くはないが重い感じがある。今日はないが、右膝が痛くなることも多い。

初回来院時の状況

立位姿勢は右に傾いていて、右膝は内側に入って軽度屈曲していた。腰椎は前カーブ(前弯)が過剰になって、反り腰だった。下肢伸展挙上検査は陰性で神経症状はなく、右ふくらはぎの重さは姿勢による負荷からと考えられた。骨盤を丸めるようにすると(後傾)、右おしりの痛みが誘発された。カイロプラクティック検査では、その右骨盤(仙腸関節)と腰椎に問題が見つかった。

施術内容及び経過

問題の見つかった右仙腸関節と腰椎に、カイロプラクティックの矯正をしていった。また反り腰を強調する腸腰筋の短縮に対しては、ストレッチを加えていった。すぐに右おしりの痛みは消失した(骨盤後傾で痛みが出なくなった)が、腰を反らせると腰仙部に痛みが出るため継続して施術を行った。週1回ペースで3回施術を行うと、作業で下に手を伸ばしても痛みは出ず右ふくらはぎの重さも解消された。姿勢の左右差が少なくなり、カイロプラクティック検査でも良化を示したためメンテナンスに移行した。

担当者コメント

いわゆる仙腸関節症候群は、仙腸関節が原因で鼡径部(足のつけ根)や臀部(おしり)に症状が出る状態です。レントゲン等の画像検査では問題が見つからず西洋医学では最近まで問題にもされてこなかったのが、この骨盤(仙腸関節)由来の痛みです。今回のケースはまさにそれで、右おしりの痛みは施術直後からなくなりました。仙腸関節が正しく機能するようカイロプラクティックで施術することができるので、得意分野と言えます。
(G)
№E34715

【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。