Case症例紹介
  • 2012.05.11
  • 腰痛・腰の症状

「ひどい腰痛 ぎっくり腰 急性腰痛」(50代男性 IT関連) 

1週間ほど前、重い荷物を持った時に今の痛みが始まった。まだ程度は軽かった為そのままだましだましやっていたが、昨日大掃除をしている時に体を曲げた瞬間ズキッと痛みが走り、それ以来、洗面動作や靴下動作など体を曲げるのが出来なくなり、朝起きるのも辛い、くしゃみや咳は怖くて出来ない。  腰痛に関しては20年以上常に重い感じや違和感は続いており、今回のような症状は10カ月前と2カ月前にも出ている。

初回来院時の状況

当日はひどい痛みの為に椅子に座る事も出来ず、立って問診を行い、検査も最低限のものにし施術に入った。  痛みによって歩行も弱々しく逃避姿勢(痛みから逃げるように体を少し曲げている状態)をとっている。痛みが軽減したところで念の為椎間板ヘルニアを疑う検査を行ったところ擬陽性(坐骨神経痛はないが椎間板症を疑わせる腰痛を出す)を示した。

施術内容及び経過

痛みがひどかった為、自動昇降式ベットで腹臥位にし抗重力(腹部を持ち上げたような姿勢)の状態で骨盤ブロック(骨盤の角度を調整する器具)を使用し調整しながら最も症状が軽減する状態を作る。基本的にはローフォーステクニック(低刺激の治療)中心に症状が軽減するまで行う。その後もエクササイズ式の施術を中心に行い、2回目以降の時からアジャストメント(カイロの矯正)を行った。  1回の施術で症状は軽くなり、誘発動作で症状が出る事と30分以上座った状態が続くと腰を伸ばすのがつらいとの事。計3回の施術で症状は出なくなった。  ちょうど1年後に、同様の症状の少し軽いのが出たとの事で再来院され計3回の施術で改善された。  その約5年後に再度ぎっくり腰になったと来院され、この時も3回の施術で改善された。

担当者コメント

この方はカイロプラクティックの矯正(アジャストメント)を大変怖がっており、初回はセットアップだけで行いませんでした。しかし、本当に改善する為にはどうしても必要と思いご本人に確認後アジャストメントを行いました。非常にびっくりされましたが、実際はまったく痛みがなくその後相当楽になる事を知り、その後は問題がある毎にアジャストメントを求められるようになりました。(T)

№S20203

【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。