6年前に軽い耳鳴りがあり、耳鼻科で「突発性難聴」の診断を受けた。右の聴力が低下していて、治療はビタミン剤を処方され2週間くらいで元通りになった。
今回は3週間前からで、やはり右側。耳閉感(耳のつまり)と耳鳴りがある。耳鼻科受診で、右の聴力(低音)が低下しており「突発性難聴」と言われた。ステロイドとビタミン剤を10日間服用し、聴力は正常範囲に戻った。そのため、現在はビタミン剤だけ服用している。しかし、耳のつまりと耳鳴り(トンネル内にいる様なワーンとした感じ)が残っているため、なんとかしたくてカイロプラクティック受診を決めた。
数日前から首と肩こりもあるが、耳鳴りの方が気になっている。2週間後にヨーロッパ旅行のため、長時間の飛行機が心配である。
初回来院時の状況
立位姿勢では左に傾いていて、特に右耳が左より高く位置していた。ストレートネックで、首を動かすと右耳の後ろを中心に痛みが誘発された。カイロプラクティック検査では、上部頚椎に問題が見つかった。
施術内容及び経過
問題の見つかった上部頚椎を中心に、胸椎も含めてカイロプラクティックの矯正を行っていった。2週間後の長時間フライトに備えるため、1週間に2回のペースで計4回の施術を行った。2回で耳のつまりはなくなり、4回で耳鳴りも気にならない程度まで回復した。無事に旅行することができ、飛行機も大丈夫だった。その後は、首・肩こりに対してメンテナンスを行っている。
担当者コメント
突発性とは、西洋医学的には「原因が分からない」という意味です。しかし、症状はあるため、ご本人はとても苦しい思いをされることが多いです。お薬でよくなることもあれば、再発することもあり、すべての人に有効な治療法はないようです。
カイロプラクティックで検査をしてみると、上部頚椎に問題のある方が多く見受けられます。この方もそうでしたが、上部頚椎の問題が落ち着いてくると症状が落ち着くことが、臨床上はよくあります。まだカイロプラクティックを試されていない方は、ご相談ください。
(G)
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【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)
- この記事の監修
高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
応用理学士、カイロプラクティック理学士 - 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
- 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
- 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。

