4日前、仰向けに寝転がってテレビを観ていて枕元にあるリモコンを取ろうと右手を頭の上に伸ばしたら右肩にズキッと強い痛みが起こった。痛いながらも腕を上げることができていたが、来院前日に家族に揉んでもらったら痛みが悪化して全然上がらなくなった。
仕事柄うなだれるように下を向いて顕微鏡をのぞき込むことが多く、首と肩のコリは慢性的に感じている。
初回来院時の状況
肩の筋肉を使って自分で動かそうとすると痛みが強く、体の前にも横にもほとんど上げることができないが、腕の重さを支えて他動で動かしたり、仰向けの状態で上げたりすると、肩関節自体の可動域はあった。
カイロプラクティックチェックでは、痛みの強い筋肉に神経を送っている頚椎と、肩甲骨を安定させる筋肉に神経を送っている頚椎、肩甲骨の内側の胸椎に問題がみつかった。
施術内容及び経過
問題のある頚椎と胸椎にカイロプラクティックの矯正をおこなって、傷んでいる部分の治癒力アップと、肩甲骨の安定と可動性アップによる負荷軽減を目指した。
翌日はまだ痛みが強かったが徐々に軽減し、リハビリのエクササイズもおこなえるようになったとのことだったので続けてもらい、10日後に頚椎と胸椎に2回目の矯正をおこなった。
さらにその5日後にはほとんど問題なく腕を上げられるようになり、日常生活に支障なくなった。予防のための矯正に加えて姿勢改善のためのメンテナンスもおこなった。
担当者コメント
五十肩かと思うようなケースですが、肩関節の炎症ではなく、肩甲骨と上腕をつなぐ筋肉の炎症による痛みだったと考えられます。首や肩が前に突き出るような姿勢が慢性化している状態で肩を動かしたり肩甲骨の動きがスムーズではない状態で腕を上げたりすると肩甲骨と上腕骨をつなぐ筋肉や滑液包の一部に炎症が起きてしまうことがあります。筋肉に炎症が起きているときに無理に動かしたり揉んだりしてしまうと、炎症が悪化して痛みが強くなってしまいますので注意が必要です。
このような場合まずは肩関節や痛んでいる筋肉への直接のアプローチではなく、痛んでいる筋肉の治癒力が上がるように、関係する頚椎の矯正や、その部分への負担が少なくなるような姿勢になるような矯正をおこなって、早期回復と再発防止を目指します。
(M)
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【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)
- この記事の監修
高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
応用理学士、カイロプラクティック理学士 - 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
- 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
- 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。

