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  • 2017.08.29
  • 肩・腕・肘・手・指

「左肘の痛みと左腕のしびれ」(30代女性 会社員デスクワーク)

1週間前から、左腕が痛み出した。最初は左腕全体で、皮膚がピリピリするような感じだった。以前、帯状疱疹になった時の痛みに似ていたが、しばらくしてもブツブツが出てこなかった。そうこうしているうちに表面的なピリピリから、腕の中がズキズキする感じに変わってきた。そして今日は、左肘に鈍痛がある。しっかり検査をしてから診てもらいたくて、スターカイロプラクティックの受診を決めた。なお、肩こりは慢性的にある。

初回来院時の状況

立位姿勢では、肩の高さの左右差が大きく、頭部前方で頚胸移行部(首と肩の境界部分)に負担がかかっていた。整形外科テストでは、椎間孔圧迫テストで陰性。触診では、左の腕橈骨筋に過緊張がみられ、骨への付着部(左肘)を押すと痛みが誘発された。カイロプラクティック検査では、腕へ神経を送っている下部頚椎に問題が見つかった。

施術内容及び経過

問題の見つかった下部頚椎を中心に、カイロプラクティックの矯正を行っていった。現在の左腕(肘)の痛みは腕橈骨筋の付着部が原因と考え、回復を促すためのアジャストメントが中心となった。その上で負担軽減のため、ストレッチを処方した。1週間後の2回目の時には、左腕の痛みはなくなっていた。しかし腕橈骨筋に圧痛がみられたため継続して進めたところ、1週間後の3回目には問題は見られなくなった。

担当者コメント

症状の出方から、神経症状を疑いながらの検査となりました。最終的にはオーバーユースが原因と思われ確認したところ、「そう言えば仕事が忙しく重いファイルを左手で何回も取り扱っていた」とのことでした。オーバーユースには、こうしたエピソードが必ず隠れているものです。
経過は良好で、ご自宅でのストレッチにも真面目に取り組んでいただけたため、早期の改善につながりました。その後はしびれが出ることもなく、慢性的な肩こりに対して定期的なメンテナンスを行っています。今ではご両親も紹介していただき、ご家族でメンテナンスさせていただいております。
(G)
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【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。