1か月前、トレーニング中にローテーターカフを損傷した。その1週間前から違和感があったが、トレーニングで壁にぶら下がって乗り越えたところピキッとなり痛くなった。整形外科を受診しMRIで「ローテーターカフ損傷。白いから炎症がおきている」と言われた。リハビリと痛み止めを10日間続けて痛みが軽減したが、トレーニングを再開すると痛みが出た。懸垂や腕立てをすると、トレーニング中は大丈夫だがトレーニング後に痛む。
初回来院時の状況
右肩が前方に巻き込むように位置していて、回旋筋腱板のひとつ右小円筋に力が入りにくい状態であった。そのため右大胸筋が短縮・緊張して、痛みをだしていた。懸垂や腕立てで使う右腕橈骨筋に力の入りにくさがあり、上記の右大胸筋の負担が増していた。カイロプラクティック検査では、力が入りにくい筋肉に神経を送っているレベルの背骨(C5・6)に問題がみつかった。
施術内容及び経過
右肩が前方に巻き込んだバランスを正していくことで、右大胸筋の負担を軽減していく。問題の見つかった背骨に対するカイロプラクティック矯正で力が入りにくい神経筋機能の改善を行い、右肩甲帯・右肩(甲上腕)関節のアンバランスを正していった。2週間に1回のペースで3回施術を行ったところ、筋肉に力が入りやすくなってきた。続けて計5回の施術を行ったところバランスが概ね正され、筋トレ後の痛みがなくなった。
担当者コメント
ローテーターカフ(回旋筋腱板)は、肩関節の安定に必要です。肩を使う運動選手によくみられる障害ですが、誰でも傷める可能性があります。肩甲帯のアンバランスがあると動作時に負担がかかり、損傷や断裂につながることがあります。
この方の場合、損傷自体はリハビリと薬で回復しつつあったのですが、元々あったであろう右肩関節のアンバランスにより別の筋肉(右大胸筋)に負担がかかっていました。そのため、トレーニングで負荷がかかった後に痛みが出たのだと思います。
回旋筋腱板にかかわる4つの筋肉(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋)にしっかり力が入るように整えることが回復への近道で、再発防止にもつながります。トレーニングだけでアンバランスを正すこともできるでしょうが、筋肉を支配している神経の働きを整えられるカイロプラクティックを併用すると、効果がでやすいと思います。
(G)
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【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)
- この記事の監修
高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
応用理学士、カイロプラクティック理学士 - 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
- 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
- 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。

