Case症例紹介
  • 2018.01.30
  • 全身性症状・自律神経

「全身倦怠感 うつ病起因か抑うつ状態」(40代女性 公務員)

10代の頃から自律神経失調で精神科へ通院歴があり、落ち込み・うつ気味・倦怠感などに対して薬を処方されていた。過去に2度1年間ほどの休職も経験している。
現在も休職中で全身倦怠感(特に両腕・両足のだるさ)肩こり、背中の張り、腰痛、頭痛を感じ、落ち込みや不眠などに悩まされている。
精神科へ毎週通院しており、薬をもらっている。

初回来院時の状況

自律神経の問題も多く患っていたためカイロプラクティック的にみると背骨全体の動きが悪くなっていた。話の中で感情をあらわにされる時もあった。
最初はほとんどの時間を問診に割き、多くの事を語ってもらった。相当長く苦しまれていた方のため何とか少しでも力になれればという思いがよぎった。

施術内容及び経過

専門的には精神科に定期的に通院しているため、カイロプラクティックで出来ることとして、その時々に訴えられる全身の各症状に対して関係する箇所を中心に矯正し少しでも身体にかかる負担を軽減させるように進めていった。頭痛がする時には上部頚椎を、肩こりには、背中には、冷えには、足には…などというように進めていった。
徐々に出かけたりするようになり、職場の復帰訓練を少しづつ進め、時間限定や日数限定などで徐々に復職し、現在では復職されている。

担当者コメント

精神科の先生の適切なご判断などもあり職場復帰されました。当院へは当初毎週通われていましたが現在は2週に一度通われています。時々辛いことなどを吐露されますがそのたびに乗り越えら安定へ向かわれています。
カイロプラクティックだけでは難しかった症例ではありますが、身体の調子を整えることが目的のカイロプラクティックでは様々なご協力ができるものと信じております。
(T)
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【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。