「更年期？全身的コリ脱力感など」(40代女性飲食店スタッフ)

全身性症状・自律神経

最近、全身に凝り感があって、特に首や肩は常にカチカチに固まって重く感じる痛みが抜けない。立ち仕事から帰ってきて緊張が解けると脱力感におそわれて家事が疎かになる。頭痛や、もーんという感じの耳鳴り、手のひらや足の裏の発汗もある。数ヶ月前から生理不順になっていて、更年期かな？と思っている。

初回来院時の状況

頭と首が前に出て頚胸移行部(首の付け根のあたり)の後弯が強くなっており、関節の可動制限もある。それ以下の中〜下部胸椎は生理的弯曲が減少していて、骨盤には傾きも見られ、姿勢が崩れていることで頭の重さを支えるために頚部の筋肉が過緊張を起こしていると考えられた。

施術内容及び経過

頚椎，頚胸移行部の問題のある関節と、骨盤の傾きを矯正し、首から肩にかけて固まっているところなどの緩和と、自律神経へのアプローチを目指した。
施術後は首肩をはじめ全身のコリ感が軽くなって頭痛がなくなったが、1週間経つと仕事後にまた症状が出るようになった。継続して歪みの矯正をおこない3回めの施術後からは、手のひらの発汗はあるものの、頭痛や耳鳴り，脱力感が起こりにくくなったとのこと。

担当者コメント

更年期症状についてはホルモンバランスの変化によって起こるものですので、背骨の矯正(アジャストメント)一度でたちまち改善するということは考えにくいですが、背骨の「歪み」がととのうことで神経のはたらきが良くなって、身体が本来持っている自然治癒力や自律神経や恒常性のはたらきなどが改善して、コリ症状が緩和したり血流が良くなったり身体を動かしやすくなったり不快な症状が落ち着いたりすることが期待できるため、ご相談をお受けしています。
（M）
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