3週間前に呼吸が苦しくなり、飲み物ものどを通りにくく感じて食後は特につらかったので、近所の内科を受診したところ大きい病院の内科を紹介されて検査を受けた。胸部画像診断も循環器も消化器も甲状腺機能も異常なく、「自律神経の乱れではないか」と言われた。ストレスには常にさらされていると感じているが、きっかけに心当たりはない。1週間くらい前からは背中の下の方に違和感が出てきて座っているとより症状がきついと感じ、立って動いたり散歩したりすると少し楽になる。
初回来院時の状況
立位では頚胸移行部から上部胸椎部の後弯が亢進し中下部胸椎はフラット、坐位では骨盤が後屈して胸椎ー腰椎部が後弯しやすい。いずれの姿勢でも頭位が重心線の前方に出て顎が上がっている。“違和感”のある中下部胸椎部は背骨の可動域と、同部に関節する肋骨の可動性がやや低下していることが感じられ、肩を大きく上下させる「努力呼吸」が見られる。
施術内容及び経過
胸椎部と頚部の“ゆがみ”のある関節を矯正すると胸郭の拡張が大きくなり、息が吸いやすくなって苦しさの程度が低くなったとのこと。1週間おきに3回受けた頃には飲み込みにくさはなくなって息苦しさもほとんど感じなくなり、頚胸移行部の後弯と頭部の前方変位が軽減して姿勢の改善もみられた。その後メンテナンスに移行し今はジムにも通って調子が良いとのこと。
担当者コメント
いわゆる“自律神経の乱れ”による影響と、不良姿勢に伴う、呼吸運動にかかわる筋肉や関節などの筋骨格系の機能不全(柔軟性や可動性が低下してスムーズに動いていないというニュアンス程度のもので器質的な病変を意味するものではありません)とのどちらも関わっている可能性がありました。姿勢を維持する抗重力筋もうまく筋力を発揮できなくなっていて背中が丸くなりやすく、胸部や腹部が圧迫されるような状態になっていたことも症状の増悪につながっていたのではないかと考えられます。
(M)
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【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)
- この記事の監修
高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
応用理学士、カイロプラクティック理学士 - 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
- 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
- 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。

