Case症例紹介
  • 2021.06.09
  • 股関節・膝・足

「右股関節前面(鼡径部)と膝の痛み」(60代女性 会社経営)

1カ月前の寒い日にゴルフに行きストレッチをしたところ、違和感があった。その1週間後に良くない姿勢で座って仕事をしていたら、立つときに右股関節前側と右膝に痛みが出た。さらに3日後には本当に痛くなって、気功の先生に駆け込んだら少しマシになった。しかし痛みは続いていて、右膝を左右に振ると痛みが出る。腹筋に力を入れると歩けるが、一昨日・昨日とゴルフをしたところ、痛くてスイングができなくなった。夫に紹介されて、カイロプラクティックを受けてみようと思った。2週間後に、海外へ行く予定がある。

初回来院時の状況

立位姿勢で骨盤の高さに左右差がみられ、足の長さは相対的に右足が長くなっていた。痛みでスムーズに歩くことができず、ゴルフのスイングをしようとすると右鼡径部(股関節前面)と右膝に痛みが誘発された。右縫工筋に力の入りにくさがあり、左縫工筋に力を入れると反対側の右鼡径部に痛みが出た。右仙腸関節と仙骨にカイロプラクティック的な問題が見つかった。

施術内容及び経過

骨盤輪のバランスを正すことで右縫工筋に力が入りやすくして、右足にかかる負担を軽減させていくように調整をしていった。骨盤ブロックを用いて、ローフォース(弱い力)でバランスを整えていく。カイロプラクティック・アジャストメントができるようになったところで、骨盤矯正を行った。その場で右縫工筋には力が入りやすくなり、左縫工筋に力を入れても痛みはでなくなった。海外に行く予定があったため、間隔をつめて施術を継続していった。2回目(3日後)には、痛みはあるがスイングができるようになっていた。さらに3回目(その4日後)には、スイングで痛みがなくなっていた。しかし、長時間座った後の歩き出しで、5歩くらいは右股関節に痛みがでる。継続して施術を行い、安定させていく。そして海外へ出発する日の午前中4回目には、歩いている時の痛みは消失していた。右縫工筋にも痛みなく力が入り足の長さもそろっていたため、良い状態で海外へ出発することができた。
2週間後に帰国された5回目来院時には、旅先が暖かくて何も問題が起きなかったとのことだった。カイロプラクティック的な問題も解消されていて、メンテナンスに移行した。

担当者コメント

縫工筋に問題が出て、股関節前面(鼡径部)や膝の内側に痛みが出る人は多いです(起始・停止の関係)。特に膝をひねる動きをするスポーツ(ゴルフやテニス、サッカーやバスケットボール等)をしている方に、多くみられます。
この方の場合も問題箇所は、右の縫工筋でした。おそらく以前から少しずつ疲労が蓄積されていたところに、寒い日のゴルフで顕在化してしまったとのだと思います。カイロプラクティックで骨盤全体のバランスを整えることで神経筋機能が改善し、いつもの状態に戻していくことができました。短期集中で施術できたのも良かったと思います。
(G)
№F12117

【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。