Case症例紹介
  • 2021.02.18
  • 股関節・膝・足

「右股関節の痛み 背骨のゆがみ」(50代女性 サービス業)

以前から慢性的に、右股関節に違和感があった。長年かけて蓄積されてきたのだと思うが、1年前からは歩き出すときに痛みが出るようになった。動いてしばらくするとおさまる。重い荷物をいつも右肩にかけているので、背骨が曲がっているのかもしれない。10年位前に、整体で「右肩の方が高いし、右のまゆげが上がっている」と言われたことがある。肩の張りもあるので、全身診てほしい。

初回来院時の状況

姿勢の左右差があり、以前指摘されたと本人が言う通り右肩は上がっていた。股関節周囲に目を向けると、右足重心で右股関節外側の筋肉が引き伸ばされている。右中殿筋は力が入りにくく、それをかばっているせいか右大腿筋膜張筋には力は入るものの痛みが誘発された。整形外科的テストパトリックテスト(足を4の字にする)では、右股関節痛が誘発された。カイロプラクティック検査では、中殿筋に神経を送っているレベルの腰椎と、姿勢の要素から胸椎・頚椎に動きの悪さが確認された。

施術内容及び経過

骨盤ブロックで骨盤周囲のバランスを整え、筋肉の緊張がゆるんだところで問題のみつかった腰椎、胸椎・頚椎にカイロプラクティックの矯正を行っていった。矯正後には、右中殿筋に力が入りやすくなり大腿筋膜張筋は痛みが出なくなった。またパトリックテストでも、右股関節痛の誘発は診られなくなっていた。ただ、カイロプラクティック検査ではまだ動きが良くなかったため、1週間後に2回目の施術を行った。歩きやすくなっていたが、臀部に痛みは残っていて、右中殿筋は力の入りにくさが戻っていた。継続して施術を行い、安定させていく。その1週間後の3回目来院時には、歩き出しに痛みが出なくなっていた。右中殿筋の力は入りやすくなっていて、パトリックテストでも痛みは誘発されなくなっていた。右肩が下がってきていて、肩の張りも楽になっていた。最終仕上げで施術をして、姿勢のクセを戻らないようにするため右中殿筋を強化するメニューをお伝えして、ケース終了となった。

担当者コメント

思い当たるキッカケがなく気がついたら違和感から痛みに変化していた場合、多くは日常生活の中に原因が潜んでいるものです。この方の場合は、姿勢のクセだったのではないかと思います。接客メインで立ち仕事をされていたので、その立っている時に負担がかかりやすいバランスになっていたと思われます。本人が背骨のゆがみを気にしていた通り、姿勢のクセに一致したレベルの背骨にカイロプラクティック的な問題がありました。全身をケアしつつ、症状が出ている右中殿筋には集中的なアプローチを行ったことで右股関節の動きも改善されて症状が出なくなりました。
カイロプラクティックはホリスティックにチェックして、そこから原因を探っていきます。重力による負荷は、姿勢のバランスを整えることで軽減させていくことができます。
(G)
№F02317

【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。