Case症例紹介
  • 2020.03.03
  • 股関節・膝・足

「右足の甲の痛み」(20代女性 テーマパークのダンサー)

テーマパークでヒールを履いて踊っているが、1カ月前に右足の甲を誤って自分で踏んでしまった。そのうち良くなるだろうと思っていたが、なかなか良くならない。日常生活に支障が出るほどではないが、足首を伸ばすと痛みが出てパフォーマンスが落ちてしまう。なんとかならないかと思い、スターカイロプラクティックに来院した。それと、全身のバランスも一緒に診てほしい。

初回来院時の状況

姿勢の左右差があり、各部位で代償しながらバランスを取っている。そのため胸椎の右側と腰椎の左側に、筋肉の盛り上がりがみられた。右足の甲は、ヒールで踏んだ痛みはすでに消失していて(押しても痛くない)、足首を曲げ伸ばしするとクリック音と共に痛みが誘発する。内果と外果(内くるぶしと外くるぶし)を近づけるようにすると、足首の曲げ伸ばしをしても音が鳴らず痛みも出ない。整形外科テストでは、左トーマステスト(股関節を曲げていくテスト)の最終域において右足関節が外転していく。カイロプラクティック検査では、足に神経を送っている腰椎に問題が見つかった。

施術内容及び経過

問題の見つかった腰椎を中心に、全身にカイロプラクティックの矯正を行い骨格からバランスを正していく。右足首の関節(遠位脛腓関節)はルーズで、テーピングで固定が必要かと思われた。しかし1カ月前に右足の甲を踏んでしまってからかばいながら踊っていたことを考えると筋肉の再教育が必要で、股関節周囲の筋肉を中心にストレッチ等を加えて筋バランスを整えていく。すると左トーマステストで右足関節が外転しなくなり、曲げ伸ばしをしても音が鳴らず痛みの誘発もなくなった。テーピングでの固定は必要がないと判断した。

担当者コメント

カイロプラクティックの矯正では、骨格から神経筋機能を正していくことができます。その状態にしておいてから、残っている足首の問題に対応していきました。元々バレエをしていたため体は柔らかく、可動域だけを見ると何も問題がないようでした。しかし左トーマステストで右足首に影響が出ていたため筋肉の再教育を行ったことが、その場での改善につながったと思われます。里帰り中の来院だったため、自宅でできるエクササイズを処方して状態維持をしてもらうことになりました。
アスリートのパフォーマンスやケガ後の不調には、こうした筋肉の再教育も同時に行っていくことが重要です。体の使い方の癖を正していくことで、パフォーマンスアップやケガの予防につながります。
(G)
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【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。