デスクワークでつい前のめりになり、慢性的に背中の張りや肩コリがある。姿勢からなおそうと思い先月からジムでパーソナルトレーニングを受け始めたが、肩まわりが動かしづらく、股関節が開きにくくて、トレーナーからも“巻き肩”と“骨盤の後傾”を指摘されたが、なおし方が分からない。
初回来院時の状況
楽な姿勢で立つと頭位が前に出て頚胸移行部の背骨が後ろに出っ張り肩が上がる。特に右側の肩甲骨を体幹(背骨や肋骨)に安定させる筋肉群に筋力低下が見られ、肩甲骨はやや外側に変位している。肩甲骨と上腕骨を繋ぐ筋肉群や前胸部の筋肉などは過緊張が見られ、いわゆる“コリ”の状態になっている。姿勢をただそうとすると骨盤の動きが少なく腰の反り(前弯)が大きくなり顎が上がる。
施術内容及び経過
頚胸移行部と肩甲間部の胸椎の可動制限のある“ゆがみ”を矯正するのと併せて、立位や坐位で背骨全体の土台となる骨盤部(腰仙部)の“傾き”を矯正した。肩甲骨と、肋骨,上腕骨,鎖骨とのそれぞれの関節や股関節の動きが滑らかになるようにモビリゼーションと筋肉の緩和操作も補助的におこない、肩や腕が動かしやすくなったとのこと。骨盤の後傾(前傾が制限された状態)も立てやすくなったところで股関節も多少開きやすくなったもののまだ内転筋群と腸腰筋の固さが残った。普段の姿勢とデスクワークの中でのストレッチなどのセルフケアのポイントを伝え、カイロプラクティックのケアは1ヶ月に一度ペースで受けて少しずつ改善,キープしている。
担当者コメント
巻き肩は肩甲骨の外転変位と上腕骨の内旋が起こっていることが多いです。今回それらを引き起こしている「可動制限」も「筋力(バランス)の低下」も不良姿勢によって生じた頚椎や胸椎の“ゆがみ”が関わっていると考えられました。
巻き肩をそのままにしておくと肩の可動域が制限されて、いざ動かそうとしたときに思うように動かせなかったり傷めてしまったり悪いといわゆる四十肩になってしまったりするリスクが高いので、姿勢と併せてこまめにチェックとケアをおこなうのがおすすめです。
(M)
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【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)
- この記事の監修
高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
応用理学士、カイロプラクティック理学士 - 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
- 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
- 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。

