Case症例紹介
  • 2019.02.19
  • 背中・胸の症状

「背中の痛みと息苦しさ」(30代女性 秘書)

慢性的にあるが、今回は3週間前から特にきっかけなく張りが強くなって痛みが出てきた。体をひねると痛く、息苦しい。呼吸が浅く、空気が入ってこないのが自覚できる。3週間前にマッサージへ行ったが、触れられるだけで痛みが強く向いていないと思った。違うことを試したくて、カイロプラクティックを訪れた。

初回来院時の状況

立位姿勢では、左右差もあるが背中の丸まりが目についた(いわゆる猫背)。特に背中と腰の境目あたりが後方に来ていて、自覚通り体をひねると痛みと息苦しさが見られた。深呼吸時に胸郭のふくらみ方が少なく、呼吸に重要な横隔膜の動きが低下しているようだった。カイロプラクティック検査では、胸腰移行部と横隔膜に神経を送っている頚椎に問題が見つかった。

施術内容及び経過

猫背姿勢を作っている胸腰移行部と、横隔膜に神経を送っているレベルの頚椎を中心にカイロプラクティックの矯正を行った。1週間に1回のペースで、続けて2回の矯正を行ったところ、体をひねっても痛みは出なくなり呼吸がしやすくなった。胸郭の可動性が増して背骨の問題も解消されたため、メンテナンスに移行した。

担当者コメント

背中の痛みと息苦しさがセットになっていて、動きでそれが誘発される典型的なタイプでした。いわゆる猫背姿勢が原因で、それを正していくことで問題は解消されていきます。この方のようにマッサージでは痛みが強くても、カイロプラクティックの一瞬の矯正ならば大丈夫という場合がほとんどです。
息苦しさを訴えていない方でも、カイロプラクティックの矯正をすると「息がしやすくなった」とおっしゃる方は多くいらっしゃいます。デスクワークで姿勢が悪くなっていると、気づかないうちに呼吸が浅くなっていることが多いようですね。カイロプラクティックの矯正が効果的な症例だと思います。
(G)
№E20114

【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。