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  • 2021.09.22
  • 背中・胸の症状

「背部痛(肩甲骨の間) 猫背 左右バランスが悪い」(30代男性 PCがメイン)

いつも丸まっていて、最近は背中が痛い。原因はおそらく仕事でのPC。肩甲骨の間(肩甲間部)にさすような痛みがあり、胸を開きたくなる。バランスが良くないと感じている。
15年前くらいにカイロプラクティックを母国イタリアで受けたことがあり、その時は交通事故でムチウチだったがかなり良くなった。今回は妻(日本人)の紹介で来院した。

初回来院時の状況

立った姿勢は、横から見ると胸椎後弯(後ろカーブ)が強く頭部は前方に位置していた(いわゆる猫背姿勢)。下腹部を前方に突き出すような立ち方で、肩は前方に巻き込んでいた。後方から見ると左右差があり、骨盤は左の方が高くなっていた。上を向くようにすると、肩甲間部に痛みが誘発された。姿勢のクセと一致して、右上部僧帽筋と左下部僧帽筋、腹筋群、左中殿筋に力の入りにくさがあった。カイロプラクティック検査では、目と関わりが深い頚椎、後方に丸まった胸椎と関連する肋骨、中殿筋に神経を送っている腰椎に問題が見つかった。

施術内容及び経過

問題の見つかった頚椎、胸椎と関連する肋骨、腰椎に対してカイロプラクティックの矯正を行った。加えて力の入りにくい筋肉にはアプライドキネシオロジーを使い、刺激を入れていった。特に腹筋群に力が入りやすくなると、良い姿勢を保ちやすくなる。その場で右上部僧帽筋と左下部僧帽筋、腹筋群、左中殿筋には力が入りやすくなり、上を向いた時の背中(肩甲間部)の痛みは消失した。1カ月後の2回目来院時には、また姿勢が丸まり上を向いた時の痛みが出るように戻っていたため、継続して施術を行い体に馴染むよう安定させていった。上を向いた時の背中の痛みは消失し、バランスが良くなった。頭部がしっかり背骨に乗り肩の巻き込みが減ってきていたため、メンテナンスに移行した。

担当者コメント

紹介してくださった奥様が通訳代わりに同席されて、スムーズなやりとりができてとても助かりました。
主訴は背部痛(肩甲骨の間)でしたが、ご本人の言う通り丸まった姿勢(猫背)が負担をかけていました。カイロプラクティックの矯正には慣れていらっしゃって、問題なく施術できました。背骨を矯正して神経筋機能が改善し良い姿勢をとりやすくなったことで、背部痛も消失していきました。その後はご自身で腹筋をはじめ体を動かして、セルフケアされています。
(G)
№F16717

【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。