Case症例紹介
  • 2013.11.09
  • 股関節・膝・足

「左腰 骨盤 股関節 膝痛」(40代女性 長距離ランナー)

数ヶ月前の練習中、左膝に違和感が出て練習後のストレッチで骨盤に痛みを感じ、その後腰痛が出て、その後今の股関節痛になった。

現在は特に左股関節周囲に痛みがあり、先月から歩行中も痛く体重をのせるのが不安で踏み込めない。トレーニングでは走りだしが一番痛く5キロほど走ると和らいでくる。

初回来院時の状況

腰椎に関節の問題(サブラクセーション)があり骨盤もゆがみ左右差が出ている。そのため左股関節の可動域が制限され特に屈曲の制限とそれに伴う痛みがある。中殿筋など外転筋の弱化もあり左脚の片脚立ちでは不安定さがみられる。左膝内側の痛みは縫工筋の弱化による鵞足痛。

施術内容及び経過

腰椎の矯正(アジャストメント)および骨盤の矯正を行い、股関節の可動域の調整を行う。その結果、関連する周囲の筋肉の弱化が軽減し痛みの軽減と筋力の安定びみられる。2回の施術で改善がみられ、大会後も同様のメンテナンスを行う。

担当者コメント

日本を代表するアスリートの一人。全盲ランナーの日本チャンピョン。多くの大会で優勝される方です。

カルテなどは付き添いの方が記入されますが、その後は一対一で施術を進めます。視覚を使った説明などは出来ませんが、それを忘れさせるほどスムーズに検査説明施術を進めることができます。万全な状態でなくても大会では好記録で優勝されるような方です。何とかより良い状態で送り出せるよう私にとっては今後も努力が必要です。(T)

№C89911

【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。