週に1回、ジムでパーソナルトレーニングをしている。8カ月前くらいから、左脚のつけ根前側(鼡径部)が痛くなってきた。そのうち治るだろうと思っていたが、一向に良くならないのでカイロプラクティックを受けることにした。
スクワットをすると、特定の角度で痛みが出る。ひどい時は、ただ歩いていても痛い。自分で膝を抱えるようにして股関節を曲げていくと、右に比べて左は抵抗感があって痛みも出る。さらに外に開いていくと、あるところでピッと痛い。ただ、動かさなければ痛くはない。
初回来院時の状況
立位姿勢は、右足に重心がかかっていた。無意識に、痛みの出る左足をかばっているのかもしれない。股関節拘縮をみる整形外科的テスト(パトリックテスト)では、陰性。ただ本人の言う通り、左股関節を他動的に曲げ(屈曲し)ていくと抵抗感があった。また股関節内旋方向の動きでは、関節の遊びが少なくなっていた。筋力検査では左股関節前側の大腿直筋に力の入りにくさがあり、カイロプラクティック検査では大腿直筋に神経を送っているレベルの腰椎に問題が見つかった。
施術内容及び経過
左股関節の可動域を改善していくために、屈曲+内旋方向に素早く動きをつけていった。また左大腿直筋に力を入れやすくするため、問題の見つかった腰椎にカイロプラクティックの矯正を行っていった。週に1回のペースで施術を続けていったこところ、3回目来院時には歩行時はまったく気にならなくなっていた。左股関節屈曲時には、まだ最後のところで抵抗感が残るものの痛みはでない。左大腿直筋は力が入りやすくなっていたので、ジムでのスクワットを再開しながらメンテナンスを行っていくことになった。
担当者コメント
トレーニングやストレッチをしている方に多いのが、「痛いほど効いている」という思い込みです。確かにトレーニングで「やった感」がないと効果を感じられないのだと思いますが、痛いほど効くというものではありません。その時の状況次第で、多少痛くてもトレーニングを続けた方がいい場合がありますが、症状に変化がない(もしくは悪くなっている)時は一旦休んでみることも重要です。
今回は、スクワットのしすぎで太ももの前側の筋肉が疲労してしまい、股関節の動きが悪くなってしまっていました。股関節の動きを正し、筋肉に力を入れやすくしていくことで改善がみられました。ここまで回復すればトレーニングを再開しても大丈夫で、効率よくトレーニングをすることができると思います。
(G)
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【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)
- この記事の監修
高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
応用理学士、カイロプラクティック理学士 - 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
- 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
- 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。

