Case症例紹介
  • 2012.05.25
  • 股関節・膝・足

「脚の関節が痛い 少し歩くと痛くなる」(60代男性 公務員)

2~3年くらい前から両側の股関節に違和感を感じる事がある。それは坂道を歩くと数分で起こり、平坦でも2~3キロ歩くと起こる。痛みは両側で特に左側で強い。
痛みが出ても1分くらい休むと大体治りまた歩く事が出来る。通常は問題ない。腰が少し重い感じがする。

初回来院時の状況

来院された時は特に症状はなく若干腰が重いだけであった。来院される時の途中経路では症状が誘発されたが少し休むと軽減されたとの事。腰椎前弯が少し大きく軽度の胸腰部右凸の構造的側弯がみられた。
股関節の整形外科学検査は陰性であり可動域も若干の減少は見られるが概ね正常範囲内であった。腰椎に伸展を加えると腰部の重さは痛みに変わり少し持続すると下肢症状が若干誘発された。

施術内容及び経過

問診から脊柱管狭窄が疑われるような症状であった為、痛みの部位の確認と股関節の問題かどうかの鑑別が必要であった。股関節は基本的に各検査で問題なく痛みの部位は股関節というよりは坐骨結節(座る時に当るお尻の下方の奥の骨)のようであった。腰部伸展で腰痛が誘発され、少し持続すると下肢症状も若干出る。
基本的には下部腰部の脊柱管が狭窄されている疑いがある為、同施術中心に進める事にした。腰椎のアジャストメントとエクササイズ中心の施術である。各回腰痛は軽減するが間欠性跛行(今回のように歩くと出る症状)には変化がなく、6回が終了したあとから駅まで歩く(10分)のに症状が出なくなった。20回目でようやくほとんど症状が出なくなった。本人も気をつけて歩いているとの事。その後も月1回程度のメンテナンスを続けている。

担当者コメント

この方は正式に医師から診断を受けたものではなく、脊柱管が狭窄されている疑いがあった方です。症状に変化がなければMRIの依頼も考えていましたが、良い方へ変化がみられ改善した為画像は撮っていません。関節を繋ぐ靭帯など軟部組織の肥厚による狭窄であったのではないかと考えられますが、そのような場合には比較的予後が期待できます。(T)

№S13903

【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。