Case症例紹介
  • 2020.06.17
  • 肩こり・首・腕や手指のしびれ

「肩こり首筋の痛み」(30代女性 植木屋の販売)

2カ月前から肩がこりだして、そこから首が痛くなってきた。今の痛みの強さは、10段階中7くらい(10が最も痛いとして)。首は押すと気持ちが良いが、回すと張りが強く痛い。ずっと下を向いて仕事をしていたからかもしれない。ただ去年や一昨年も同様だったが、今回みたいに痛くはならなかった。このところ忙しさが続いていて、なかなか休みが取れていない。
関係ないかもしれないが、5年前くらいに走っていて足が痛くなりスポーツマッサージで診てもらったことがある。その時は、走り方の指導を受けて痛くなくなった。

初回来院時の状況

右に傾くような姿勢で、右足に重心がかかっていた。頭部も右に傾き、首を動かすと(特に反らせた時)、首の右側後面に痛みが出る。背骨の関節の動きを検査すると、右の上部頚椎と、腕の支点となる位置の胸椎、右足重心で固まっている右の骨盤(仙腸関節)に問題が見つかった。

施術内容及び経過

休みがなかなか取れず、回復が遅れていると思われた。首の痛みの原因と思われる上部頚椎を中心に、胸椎と仙腸関節にカイロプラクティックの矯正を行った。その場で動きが改善され首の張りが軽減したが、症状はまだ少し残っていた。3週間後の2回目には、自覚症状はすっかり良くなっていた(10段階で0)。良い状態で安定させるため、継続して施術した。首を動かした時の痛みは消失し、背骨の関節の動きもスムーズになった。体の癖を正す方向のストレッチをお伝えし、メンテナンスに移行した。

担当者コメント

同じことをしていて去年や一昨年は大丈夫だったのに、今年は痛みが出る。こういう方は少なくありません。体の使い方のクセや姿勢のバランスによって負担が蓄積されてくると、症状として表れてくることがあります。特にこの方の場合は、お仕事が忙しくなかなか休みがとれていませんでした。ご自身の回復力だけではどうにもならない時は、カイロプラクティックで骨格から正すと神経機能も改善されて回復しやすい状態になっていきます。首の痛みについては以前の記事、「あなたの肩こり、実は首こりかもしれません」も参考になさってください。
東京アラートが解除されて、徐々に日常に戻ろうとしています。生活リズムの変化が負担となって、症状が出てくることがあります。いつもと少し違うと感じたら、早めのカイロプラクティック・ケアで乗り切っていきましょう。
(G)
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【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。