首の後ろと左右側面から肩にかけて疲れて重だるい。一日中デスクワークで仕事が進むにつれて悪化する。特に疲れた日は首すじがつったようなコリを感じる。
初回来院時の状況
首と肩のさかいめ(頚胸移行部)のところで猫背になって可動制限があり、頭部は肩の前方に位置していた。逆に背中の肩甲間部あたりは自然な後弯(背骨の生理的弯曲)がほとんど消失してフラットバックになっていた。さらに巻き肩姿勢で肩甲骨が前上方に引っ張られて特に右の肩が上がって見えた。
施術内容及び経過
問題のある上部頚椎を矯正すると、後頚部から肩にかけて浅層を広く覆っている上部僧帽筋と首と肩甲骨を繋いでいる肩甲挙筋の過緊張が緩み、さらに頚胸移行部の矯正をおこなったところ猫背と巻き肩が改善され頭部の位置を肩の上になるように調整しやすくなった。
1回めの施術でコリ症状はほとんど消失し、しばらく首肩が楽な状態が続いた。しかしおよそ1ヶ月後また特に疲れた日に首すじがつった感じにこってしまったと2回めの施術を受けに来たときは、また頚椎と頚胸移行部にゆがみが出ていたので矯正し、姿勢改善のために骨盤と胸腰移行部のチェックと矯正もあわせておこない、姿勢維持のためのアドバイスをした。
担当者コメント
デスクワークを一日中続けることで姿勢が崩れ、頚椎のゆがみが生じて首すじや肩の筋肉に負担をかけて、こりを感じてしまうという典型的なケースです。
問題のある頚椎を矯正することですぐに改善されるので、この方も「スッキリしたい」というときに受けにいらしています。
(M)
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【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)
- この記事の監修
高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
応用理学士、カイロプラクティック理学士 - 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
- 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
- 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。

